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急がれる環境対策、太陽光発電の課題と対策

もくじ

日々目にする『環境対策』、皆さんの日常生活の中でも感じる事がありませんか?
『環境対策』と一言で言っても、その内容は多岐に渡りますが、
今回は、再生可能エネルギー『太陽光発電・ソーラー』について考えてみようと思います。

再生可能エネルギーとは

石油などの化石燃料、いわゆる枯渇性燃料とは違い、太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーです。



こうした再生可能エネルギーは、大きな環境問題の原因となっている温室効果ガスを、ほとんど(もしくは全く)排出しないので、政府が掲げる目標『2050年カーボンニュートラル実現』に向けた地球に優しいエネルギーなのです。

太陽光発電の課題とは?

一般家屋の屋根の上や、山の斜面、敷地一面の太陽光パネルなど、皆さんも、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。


数年前より新しい再生可能エネルギーとして注目を浴び、私たちの日常生活でも多く見受けられるようになってきました。
太陽光発電は、太陽の光エネルギーから電気を作り出す発電手段ですが、こうした太陽光発電の大きな課題となっているのが、設置場所の確保です。
太陽光発電だけでなく風力発電なども、発電効率の観点から大規模な再生可能エネルギー発電設備を備えなければならない為、広大な土地が必要となります。
その為、日本では山の斜面を切り開いて設置したり、屋根の上に設置するなどしていますが、地球に優しいクリーンな発電と
謳っていながら、森林を伐採することで保水能力を低下させ、土砂災害
の可能性を高めてしまったり、屋根への設置は、家屋への荷重負荷によって耐震性の低下を招くことが課題となっています。


そこに追い打ちをかけるように、日本での売電価格は年々低下しており、これまでの「自家発電した電気を売る」ことにメリットがなくなってきてしまっているのです。


日本での太陽光発電の可能性

では、日本で太陽光発電を普及させていく鍵はどこにあるのでしょうか。
それは、『道路』です。



道路における電力消費量は、年間約3,060GWh。
これに対し、道路を活用した再生可能エネルギー発電量は約13GWh(令和2年度時点)であり、消費電力の0.4%程度にとどまっています。
(※出典:国土交通省 令和4年度から取り組む技術テーマについて)

私達が、普段何気なく通っている道路に大きな可能性が秘められているのです。


これまでは大規模な土地と設備で発電し、電気を使う場所まで届けるのが一般的でした。
しかし、これからは「電気をつくり、その場でつかう」→『電気の地産地消』をすること、これが日本の限られた土地での再生可能エネルギーの普及に繋がっていくのです。


電気の地産地消とは?

ここ数年の売電価格の低下、そして電気代の高騰からも分かるように電気は「つくって売る」よりも「つくって自ら消費する」方が、圧倒的にお得な時代になっています。
一般家庭はもちろん、工場や商業施設など電力需要の大きいところでは、自家消費による電気代削減メリットは特に大きくなります。
小型の製品も出てきていることから、これまでは施設や工場の屋根や屋上部分にしか設置できなかった太陽光発電も、駐車場や敷地などの路面さえあれば設置可能になりました。こうしたことが、今後の太陽光発電普及の後押しとなるでしょう。


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