ITO’s FOCUS

滑りによる転倒事故について

雨や雪で濡れたマンホールふたは大変危険です!

死傷者

全国で自宅以外での転倒による死亡者数は、平成14年で2,632人に及びます。
(※凍結等の要因での転倒を除く)
怪我をした方は数万人にものぼります。

転倒事故の要因

東京工業大学小野英哲名誉教授によると路面が滑りやすい場合も危険であるが、滑りにくい所と滑りやすいところが混在しているとより危険であり、その差がCSR値で0.2以上あると人は転倒しやすい。
東京都は条例で、歩行者系の道路において、BPN40以上が望ましい、又、同一平面状にCSR値で0.2以上の差が生じないことが望ましいと定めています。
※CSR値もBPN値もそれぞれ滑り抵抗値を表すもので、それぞれに固有の試験機があります。

マンホール

滑りやすいマンホールの鉄蓋は、滑りにくいアスファルト舗装の中に点在し、歩行者、バイク、自転車にとって恐怖の存在となっています。実際に重大事故に遭われた方も大勢います。

転倒事故への考え方

転倒事故に関する考え方も変わってきています。
以前は転倒は自己の不注意として片付けられる場合が多かったのですが、近年、管理者の責任が問われる場合が多く、判例でも厳しく責任を問われています。
判例の中で、施設管理者は床材を滑りにくくする義務があると厳しく指摘しています。
また「防滑市民の会」や転倒事故の被害者が、積極的に自治体や施設管理者に対応を求めています。
転倒事故への考え方が変わってきています。
高齢化社会が進んでいく中、施設管理者の早急な対応が求められています。

NHK関西クローズアップ「転倒死2600人」
~街の死角に迫る~【抜粋】

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