製品紹介 エクストッパー
下水道管路点検・補修用水替えシステム
エクストッパー
エクストッパーは、管路内の点検・補修時の水替えを容易にすることを目的とした、止水板・仮管によるバイパスシステムです。
特許取得済
- 高い止水性で施工性向上
- シンプルな構成で簡単設置
- 発電機不使用で騒音なし!
構造
水を止める「止水板」、止水板を固定する「固定バンド」、溜めた水を排水する「仮管」からなります。またφ1500㎜以上のタイプについては、固定バンドを受ける「延長アーム」が付属し、安全性を考慮した「転倒防止バー」は全機種に付属します。
特徴とメリット
従来工法の水替え時に問題となっていた止水性や施工性を高めた製品です。止水板を管内に固定し、仮管により排水します。
システムのメカニズム固定バンドの張力で止水板を押し下げ、管内に固定します。
従来工法土のうを用いるため、止水が十分でなく、水中ポンプなどの設置・費用がかかりました。
使用用途
エクストッパーの使用用途としては、以下のような場合が考えられます。
下水道管路内での水替え工法として
- 管の調査・点検・補修時
- 管路更生時
マンホールの水替え工法として
- マンホールの改修・補修時
- マンホール底部のインバート打替
- 割込マンホール築造時
- 管のマンホール継手部分の耐震化工事
製品ラインナップ
施工手順
1. 設置前既設管内のできるだけ凹凸の少ない場所を選びます。堆積した土砂を十分に取り除きます。(管頂部分についた水アカ等も十分に落とします。)
2. 止水スポンジ貼付け止水スポンジには両面テープが予め貼ってありますので、止水板外周囲に沿って貼り付けます。(貼り付け面の汚れや水分を十分取り除きます。)
3. 止水板設置止水板を管に対し、水平垂直となるように設置します。
(斜めに設置しますと止水板に対し偏荷重となり、外れの原因となります。)
延長アームが付属するタイプ(φ1500以上)については、管内面に沿ってアームを立てます。
(斜めに設置しますと止水板に対し偏荷重となり、外れの原因となります。)
延長アームが付属するタイプ(φ1500以上)については、管内面に沿ってアームを立てます。
4. 固定バンド設置止水板をゴムハンマーなどで位置固定した後、固定バンドを設置します。たわんだ固定バンドを上方向に押し上げ、管内面に張り付かせます。
5. 固定バンド調整固定バンドの調整部材の台座を時計回りに回転させ、バンドを拡張します。
止水板が十分に管に固定されるまで締めこみます。
転倒防止バーの台座も回転させ、管に接触するまで回します。
止水板が十分に管に固定されるまで締めこみます。
転倒防止バーの台座も回転させ、管に接触するまで回します。
6. 設置完了止水用のスポンジから漏水が見られなければ、設置完了です。(流され防止のため、止水板をロープなどで固定します。)
最後に仮管を接続します。
最後に仮管を接続します。