ITO’s FOCUS
坂道に落ち葉!試練がいっぱい!?
~山間部や島しょ部のグレーチング、適したものにしませんか?~
道路の雨水が上流から川のように勢いよく流れてきて、そのままグレーチングを飛び越えてしまう…そんな場所ありませんか?
坂道では、豪雨の際にグレーチングの上を排水が飛び越えてしまう越流現象が起こりやすいんです。
身近でイメージしやすいのは、アンダーパス、住宅街の急斜面、橋梁上にあるグレーチングでしょうか。
その他には、山道や林道など山間部の道路、あるいは島しょ地域の道路です。
そういった山間部の道路は落ち葉や砂も多く、水の流れを阻害して、桝内への集水が一段と難しくなります。
上手く雨水を処理出来ないと、下流で冠水被害が起きたり、水たまりの原因となってしまいます。
道路排水は、開口部ごとにきちんと集水していくことが重要です。
そんな状況を打開するお勧めの対策を2つご紹介します!
➀ グレーチングを増やす/連続して設置する
道路縦断方向にU字側溝などが設置されている場合、グレーチング蓋を連続的に増やしてみるのが一つの手としてあります。
排水がグレーチング上を飛び越えた先に、また開口部があれば、集水できる可能性が高くなります。グレーチング蓋が固定式でなければ、工事も容易に行えます。
ただ、桝の場合はグレーチングを追加するのは難しいです。
② 桝蓋グレーチングの種類を変更する
例えば、端部にスロープが付いたような坂道に適したグレーチングもあるので、既設の桝蓋グレーチングをそういった物に変更する方法もあります。
今あるグレーチングそのままの仕様で製造すれば、工事は簡単です。
また、グレーチングに砂や土などが詰まってしまっていると、そもそも十分な集水は行えませんので、特に大雨前のメンテナンスは行った方がいいでしょう。
さて、島嶼部の道路、山間部の道路やその周辺道路のグレーチング…きちんと集水できていますか?
もし、課題があるようでしたら、 イトーヨーギョーでは、②の対策ができるグレーチング「ウォーターウルフ」をご提案しています。
「坂道(急勾配)+落葉」の悪条件でも活躍できるグレーチング!
「ウォーターウルフ」は勢いをもった水の越流対策だけでなく、落ち葉対策としてもご使用頂けますので、山間部やその周辺道路では、特に効果が発揮されます。
「ウォーターウルフ」は、集水桝・街渠桝・横断側溝etc.どんな場所でも、グレーチング本体だけの取り換えが出来ます。
受枠は既存のままで交換できるのは大きなメリットかと思います。
また、コンクリート蓋からの取り換えも実績がありますので、コン蓋からの切り替えにもご使用頂けます。
山間部でなくても、集中豪雨対策として、坂道に横断側溝を追加する工事をしている自治体もあります。
そういった場面でご使用頂けると、より一層の効果が期待されます。