製品紹介 ウォーターウルフ

越流抑制型グレーチング

ウォーターウルフ

ウォーターウルフ写真

ウォーターウルフはグレーチングに集水性能の高いガイドスロープを設置した製品です。
特許取得済
NETIS掲載期間終了技術(KK-060045-VE)

  • ガイドスロープで越流を防止
  • 高い飲み込み性能

構造

グレーチング内に、下側に傾斜した「ガイドスロープ」と呼ばれるプレートを配置することで、水の落下率を向上させています。
坂道上流側の片側にガイドスロープを設けています。ガイドスロープ上のクロスバーを取り除き、排水をスムーズにしました。

ウォーターウルフ構造イメージ01
ウォーターウルフ構造イメージ02

特徴とメリット

集中豪雨は、短時間のうちに狭い地域に集中して降る豪雨のことで、梅雨の終わり頃によく起こります。狭い地域に限られ突発的に降るため、その予測は比較的困難です。
中小河川の氾濫や土砂崩れ、がけ崩れなどによる大きな被害が予測されます。
近年その発生回数は増加しており(グラフ参照)、その雨水排水対策が必要とされています。

中小河川の氾濫や土砂崩れ、がけ崩れなどによる大きな被害

1時間降雨量80mm以上の発生回数

急な(縦断勾配の大きい)坂道では、グレーチングに集まった水がグレーチング上を通過してしまう「越流現象」を起こします。
「ウォーターウルフ」は、この”越流現象”を防止し、雨水の飲み込み性能を高めた製品です。

従来の場合
ウォーターウルフの場合
各グレーチング水の落下率比較

製品試験の動画

従来品の場合

[youtubeがご覧になれない方はこちら]

流れてきた水は、その勢いを保ったままグレーチング上を通過していきます。そのため、グレーチング内に取り込まれる水量が減少します。

ウォーターウルフの場合

[youtubeがご覧になれない方はこちら]

ガイドスロープと水との間に負圧が発生し、水がガイドスロープにはり付く現象が起こります。ほとんどの水がガイドスロープ内に取り込まれます。

製品ラインナップ

ますぶた(110°開閉型)

ますぶた(110°開閉型)

正方形ますぶた

正方形ますぶた

固定式みぞぶた

固定式みぞぶた

みぞぶた横断溝用

みぞぶた横断溝用

これらの製品以外にもさまざまな形状・仕様に対応しておりますので、お問い合わせください。

関連製品・技術

ウォーターリーフウォーターリーフはグレーチングにガイドスロープを設置することにより、落葉によるグレーチングの排水能力低下を緩和します。

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