製品紹介 D.D.BOX Neo
D.D.BOX Neo
D.D.BOX Neoは、側溝機能を備えた小型ボックスです。
上部を側溝、下部を電線類収納スペースとして利用し道路空間を有効活用します。
特許取得済
関連特許出願中
- (1)側溝整備
- (2)無電柱化
を同時に実現!
- 道路空間を有効活用
構造
特徴とメリット
- コスト削減
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- 側溝整備と無電柱化を同時に実現。
- 浅層埋設が可能。
- 埋設物の調査と移設手間を削減。
- 施工性
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- 小型ボックスのため配線作業が容易。
- 側面より電線類を引き出すことが可能。
- 維持管理
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- 側溝下に電線類を収納することにより、掘削を伴わずに災害時の復旧が可能。
- 上部を開放して電線類の追加も可能。
- 汎用性
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- JIS型の汎用ふたを使用できる。
- オフセットブロックにより道路線形に合わせた設計が可能。
このような場所の無電柱化に役立ちます!
D.D.BOX Neoの適用箇所
幅員が狭い道路に
道路幅員が狭く、地下埋設物が多い生活道路や通学路など、電線管の埋設スペースがない場合に側溝下の空きスペースを有効活用して電線管を敷設します。
軒下配線・裏配線(ソフト地中化)の代替として
軒下配線・裏配線とは、伝統的建造物群保存地区などの古い街並みにおいて、電柱を無くし電線類を軒下や裏道へ隠して目立たなくする手法であり、実施費用も安価となります。しかし、沿道建物の所有者の合意形成が必要であり、所有者が変わる可能性が少ないなどの条件の成立が必要となります。
これらの条件が成立しない場合でも、D.D.BOXへの電線収納により、無電柱化が可能となります。
電線共同溝整備における連系設備で
幹線道路と交差する枝道も幅員の狭い道路が多く、連系設備の埋設スペースが限られてきます。
この時に側溝下の空きスペースを有効活用して電線管を敷設します。
宅地開発の無電柱化に
D.D.BOXを使用して無電柱化整備を行うことにより、道路への電線類の埋設をなくすことができます。
他のインフラ埋設物をとの干渉を少なくすることにより、道路空間を有効的に活用します。
また、無電柱化をすることにより、宅地の資産価値が向上します。
製品構成
本体ブロック、水路部材、コンクリートふたで構成されています。
製品ラインナップ
施工方法
関連製品・技術
路面集水機能の向上、自転車通行空間の整備、無電柱化を同時に実現します!
よくあるご質問
曲線には対応可能ですか?
製品連結部に目地開きを設けて曲線に対応します。対応可能な平面曲線半径は R=49m以上です。
メンテナンスはどのように行うのですか?
電線収納部に関しては、ハンドホールから行うか、水路ブロックを取り外して維持管理を行います。
水路部に関しては、ふたを取り外し、側溝の清掃を行います。
緊急対応の時に水路を外すことは可能ですか?
可能です。ふたを外して、水路ブロックに埋め込まれた吊り上げ用インサート(M12)にアイボルトを装着して吊り上げます。
排水桝はどのように設けますか?
オフセットブロックを使用して、排水桝に排水を落とす構造となります。(参考図参照)
蓋の種類はどのようなものがありますか?
JIS落ちふた式U型側溝(3種)250サイズ相当のものであれば、自由に選択可能です。