製品紹介 S.D.BOXシリーズ
S.D.BOXシリーズ
S.D.BOXは道路に残された狭小スペースを活用して無電柱化をおこなう小型ボックスです。現場条件に合わせて、ふたの仕様を「埋設型」「露出型」と選ぶことができます。
★「道路の無電柱化低コスト手法導入の手引き(案)」対応!
[埋設型] 特許取得済
[露出型/幹線用] 特許出願中
- 極めて狭い道路でも無電柱化OK!
- 現場条件に合わせて選べるふた仕様
- ノックアウトからケーブル引出しが可能
- 製品下部を掘削しても”ズレない”連結構造
構造
特徴とメリット
点検口の構造
- ふたと点検口は交換が可能。
- 本体構造を変えずに、任意の場所に点検口を設けることができる。
連結部の構造
- 連結プレートを用いて連結する。
- 貫通インサートにより、内連結/外連結が可能。
- ガス・水道の引き込み管工事の際、製品下部を掘削してもズレない。
引出し部の構造
- 後付け可能なケーブル引出し部材。
- 外側に空間を設け、ゆるやかな線形でケーブルを引き出すことが可能
- さまざまな管路と接続可能なため、汎用性がある。
管路との接続方法
[露出型] ふたのセキュリティ対策
[露出型] 舗装の路面高変更に対応
S.D.BOXの適用箇所
ラインナップ
その他の製品
埋設型小型ボックス S.D.BOX 幹線用
- 製品本体下部にレールが組み込まれており、連結プレートと連結ボルトにて固定し、製品の連結が可能。
- 製品のどの部分を切ってもレールが出現するため、線形に合わせた施工が可能。
- 製品重量が軽く、施工性に優れる。
施工方法(埋設型)
関連製品・技術
路面集水機能の向上、自転車通行空間の整備、無電柱化を同時に実現します!
よくあるご質問
曲線には対応可能ですか?
5R対応の製品がございます。
縦断的な曲線対応は可能ですか?
切断加工することで対応可能ですが、横方向の曲線も入ると立体的な曲線となり施工が難しくなること、また特に埋設型の場合土被りが変わることで舗装構成も短いスパンで変わるため、推奨はしておりません。
管路との接続は可能ですか?
可能です。端部に妻壁を設け、接続します。穿孔の口径、配置はご相談ください。
電線収納部から民地への引き込みはどのように行うのですか?
側面に設けたノックアウトを開口し、引込み線用の管路を接続します。 この際、「引出し継手部材」を使用すると開口を大きくとらずに斜め方向に管路を接続することができます。引出し継手部材はモルタル、止水用エポキシ樹脂などで取り付けます。
蓋を埋設して使用する場合、土被りは何センチ必要ですか?
土被り10cm以上を確保して下さい。
蓋を埋設して使用する場合、路面上に露出する点検口の高さは調整できますか?
可能です。モルタルで間詰めを行い、調整します。
車道横断部への対応は可能ですか?
【埋設型】T-25タイプは、車道用の電線共同溝用鉄蓋と同様に、一輪50kN(衝撃0.4)の荷重に耐えられるよう設計しています。交通量の多い横断部へは土被りを大きくとる(20cm以上)ことで対応可能です。 【露出型】歩道内での使用を想定し、歩道用の電線共同溝用鉄蓋と同様に、一輪50kN(衝撃0.1)の荷重で設計しています。この条件を超えるような箇所への適用はできません。
特殊部(機器桝)との接続はどのように行いますか?
特殊部(機器桝)の側面をS.D.BOXの内空断面にあわせて開口し、突き合わせて接続し、パテで止水処理を行います。もしくは、特殊部との間に捌き部を設けて接続します。
新たに分岐が必要になった場合は、どのような作業が発生しますか?
新規需要家直近を掘削し、S.D.BOX側面のノックアウトを開口、「引出し継手部材」を使用して、新規需要家まで配管します。その後、通線器具など使用して直近の点検口から入線を行い、点検口で低圧ケーブルに接続体を使用して結線します。
製品が冠水しても問題ないですか?また、採用現場で冠水事例はありますか?
コンクリート製品は側溝などに使用されているものと同等であるため、問題ありません。 採用現場において、冠水した事例はありません。